散らかった部屋にならないために。300人に聞いた「リバウンドしないお片付け術」

300人に聞いた「リバウンドしないお片付け術」

「キレイに片付けたはずなのに、どうしてこんなに散らかっているの…」

頑張って片付けたのも束の間、すぐに散らかってしまうお部屋を眺めながら、ため息をついた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで、買取専門店ウリエルでは「散らかった部屋にリバウンドしないお片付けの工夫」について、300名の方にアンケート調査を実施しました。

「片付けてもすぐ散らかってしまう…」は永遠の悩み!?

 

  (N=300名、単一回答。2022/7/29~2022/8/12に実施したインターネット調査による)

「片付けてもすぐ散らかってしまう」経験が「よくある」と回答した方が49%、「たまにある」と回答した方が37%で、全体の86%の方が経験者であることがわかりました。

せっかくキレイに片付けたお部屋は、できるだけ長くキープしたいと思うのが自然な心理です。

しかし、目の前に広がる「気付けば散らかっている…」現実を眺めながら、多くの方がため息をついている姿が目に浮かびます。

では、片付けてもすぐ散らかってしまう箇所の実態とは…!?

気付いたらリバウンドしている…片付けてもすぐ散らかってしまう箇所ランキング!

   (N=300名、複数回答。2022/7/29~2022/8/12に実施したインターネット調査による)

「片付けてもすぐ散らかってしまう箇所を教えてください」という質問に対しては、「リビング」が167票、「テーブルの上」が117票を集め、81票の「クローゼット・押入れ」、57票の「キッチン」、56票の「冷蔵庫」が続く結果となりました。

上位5つの具体的な状況と、片付けてもすぐ散らかってしまう理由をみてみましょう。

1位:リビング(167票)
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◆床に物はおきたくないですが、気づいたら物が散乱しています。子供が2人いますので、遊んだら散らかしたまま次の遊びをしてしまうからです。(40代女性)
◆家族が、ソファの上に物を出したままにしている。収納から物をだして使用した後に、元あったところに戻さない事。(30代女性)
◆脱いだ服や鞄が床に落ちている、学校のプリントが至る所に山になっている。家族みんなで使用している場所なので、片付けてもどんどん散らかってしまう。(30代女性)
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リビングは家族が集う場で使用する人数も多いため、すぐ散らかってしまいがちです。

子どもの遊び場になっているケースも多く、遊んだ後におもちゃを片付けないため「気付いたらおもちゃが散乱している」という回答も多くみられました。

また、ソファの上にものが置かれたままのケースもあり、「使ったものを元の場所に戻さない」行為がさまざまな場所で積み重なって、散らかったリビングに逆戻りしてしまうようです。

2位:テーブルの上(117票)
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◆机の上に、よく使うものが乱雑におかれている。便利だからと手に届く位置に使った後、そのままおいてあること。(30代女性)
◆書類やハガキ、パンフレット等が置いてある。とりあえず置いておくが、そのままずっと放置されていることが多い。(30代女性)
◆テーブルの上に何も載っていない状態が理想なのですが、読みかけや作業途中の本や紙類が出しっぱなしになってしまいます。またすぐに作業を再開するつもりだったり、一時的に置けば良いと思う気持ちが大きいのと、自分が動かなくてもすぐに置ける場所だからだと思います。(50代女性)
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テーブルは手が届きやすいため、郵便物や書類などを「とりあえず」置く場として重宝します。

「とりあえず」が「そのまま」になって放置され、さらに別の「とりあえず」が加わってゆく…

その繰り返しで、気付いたらテーブルの上が散らかってしまっているようです。

手が届きやすく便利な箇所ゆえ、「またすぐ使うはず」と置きっぱなしにしてしまうことも、散らかり具合に拍車をかけてしまうのかもしれませんね。

3位:クローゼット・押入れ(81票)
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◆季節ごとに分けているつもりが全く分けられていなくて洋服があふれかえっております。洋服に関しては自分が把握できる以上に持ちすぎているからだと思っています。でもなかなか捨てられません。(50代女性)
◆クローゼットの中に服が積み上がっている状態。収納が少ないことと、とりあえず放り込む癖。(20代女性)
◆収納ケースの中の洋服が整理して入れておいても直にグチャグチャになります。収納ケースに間仕切りがなく強引にしまうためです。(50代女性)
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クローゼットや押入れは、とりあえず扉を閉めてしまえば、中がどれだけ散らかっていても視界に入ることはありません。

そのため、つい洋服や小物を詰め込んでしまって、気付けば「扉を開けると、ものが溢れている」空間になってしまいがちなようです。

また、洋服やバッグを「必要以上に持ちすぎている」と認識しつつも、なかなか捨てられない方が多く、おしゃれ心と収納スペースのバランスに頭を悩ませる姿が目に浮かびます。

4位:キッチン(57票)
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◆洗い物は永遠のいたちごっこ。洗っても洗ってもまたたまる。洗い物が出てもすぐに洗わず溜めているから。(30代男性)
◆食料を保存している引き出しがいつもいっぱいで、しまう場所がなくて食品が溢れている。賞味期限の長い食材をそのうち使うしと思ってすぐ買ってしまう。(40代女性)
◆調味料や調理器具を元の場所に戻せず、キッチン台の上やシンクの中で散らかっている。料理を急いで作るため、後片付けを後回しにしているから。(40代女性)
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「食器や調理器具などを、洗わずため込んでしまう」という回答が多くみられました。

食後は誰しも、ほっとひと息つきたいもの。

その、ひと休みしたい気持ちに打ち勝てるかどうかが、洗いものの山を回避する大きなポイントになりそうです。

また、長期保存できる食材を買い込んでしまう背景には、コロナ禍で買い物の回数が減ったことや自宅療養に備えていることも影響しているのかもしれませんね。

5位:冷蔵庫の中(56票)
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◆冷蔵庫は冷凍庫が常にパンパンになってしまいます。冷蔵庫の中に何が入っているか把握してないからだと思います。ついついあるのに買ってしまうことがあります。(50代女性)
◆食材が整頓されておらず、何が入っているかすぐにわからない。買い物から帰って急いで中にしまう時にとりあえず空いている箇所に入れてしまう。(20代女性)
◆毎回違う場所に調味料が収納されている。物の住所をちゃんと決めていないから。(30代女性)
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「定位置が決まっていないから散らかる」→「散らかっているから在庫が把握できない」→「在庫を把握しないまま不要なものも買い足して、空いている箇所に詰め込む」負のループは、冷蔵庫が散らかってしまう要因です。

また、「今の季節、食べ物が腐りやすいので食べきれない料理を詰め込まざるを得ない状態です。(50代女性)」という回答もあり、夏場は特にものが溢れてしまいがちなようです。

リビング、テーブルの上、クローゼット・押入れ、キッチン、冷蔵庫…場所は違えど、ものの定位置が決まっていないこと・とりあえず置きっぱなしにしてしまうこと・ものが多いことが、散らかった状態にリバウンドしてしまう要因になっています。

では、片付けた箇所がすぐ散らかった状態にリバウンドしないために、みなさんどのようなことを心がけているのでしょうか?

  • 「散らかった状態にリバウンドしない!」お片付けの工夫

「片付けた箇所がすぐ散らからないように、日頃から工夫していること・心がけていることを教えてください」という質問には、さまざまな回答が寄せられました。

「そのうち」「後から」は禁句!とにかく“すぐ”片付ける
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◆出した物は用が済んだらスグに元の場所に片付けるという事を心がけています。こうする事でどの場所も散らかる事は絶対にありません。(40代男性)
◆後回しにせず、すぐに片付ける事を心がけています。(40代女性)
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ものの“定位置”を決めて、使ったら戻す
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◆定位置を決めて使用後は必ず戻すような習慣を心がけている。(30代男性)
◆物の置き場を正しく決めて家族にも把握してもらう。(30代女性)
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散らかった状態は“その日のうち”に必ずリセット
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◆その日のうちに片付ける。日をまたがない。(40代女性)
◆それぞれの物が収納されるべき場所がどこなのかをしっかり決めて、その日のうちに直すように心がけています。(30代女性)
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“簡単に片付けられる仕組み”をつくる
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◆なるべくワンアクションでできるような収納や置き場所を作る。(40代女性)
◆できるだけ片付けが簡単にできるよう動線を作っています。子供が嫌にならないよう、子供の動きにそって片付け先を作るように心がけています。あとは片付けができたら褒めることです。(40代女性)
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とにかく“ものを増やさない”
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◆いらない物は捨てる。必要な物だけ買うようにしてます。(30代女性)
◆物を増やさないように、一個購入したら、一個処分することを徹底するようにしています。(50代女性)
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子どもと一緒のお片付けは“遊び心”で楽しく演出♪
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◆1日二回、お片付け競争をさせて遊びながら片付けをする。(30代女性)
◆お片付けする時は、運動会の曲をかけて子供と一緒に片付けるようにしています。運動会の曲をかけるのがポイントです!(40代女性)
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散らかった部屋は、眺めるだけで気分も滅入ってしまいがち。

また、一度散らかってしまった部屋を片付けるには、労力と時間が必要です。

せっかく頑張って片付けた部屋をリバウンドさせないために…

上記のようなポイントを、日頃から意識してみることをおすすめします!

調査期間:2022年7月29日~2022年8月12日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:20~60代の男女
有効回答人数:300名

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