現代の終活意識調査結果発表:コロナ禍での変化と若齢化が明らかに

全国の終活総合情報サイト「終活サポート」が、40歳以上の男女500人を対象に終活に関するWEBアンケートを実施しました。調査結果から、コロナ禍で終活の価値観や意識に変化が見られることや、若齢層の終活参加が増えていることが明らかになりました。

【終活の時期:60代が最もふさわしいが、若い世代も取り組み増加】

終活の時期について、最もふさわしい年代は「60代(36%)」で、次いで「50代(30.4%)」「70代(19.2%)」となりました。コロナ禍の影響や現代の終活多様化により、若い世代の終活参加も増えています。若齢層で終活を始める人も約10%いることが分かりました。

【終活の内容:部屋の片付け・不要品処分と資産管理・運用が主要】

終活に取り組む内容として、「部屋の片付け・不要品処分(64.4%)」と「資産管理・運用(46.4%)」が上位にランクインしました。また、「パソコン・スマホのIDパスワードの管理」にも関心が高まっています。若齢層には前向きな活動として終活を捉える傾向が見られます。

【終活の相談:インターネットが主要な相談先、親以外の家族も一定数】

終活に関する相談先では、「インターネットの質問コーナー(35.4%)」が最も多く、気軽に匿名で相談できるメリットがあります。次いで「無料で相談できる専門家(33.8%)」が続きます。親以外の家族との話題にも一定数の関心が見られ、身近な相手に終活について話す傾向があるようです。

【終活=死に向かう活動のイメージは変わりつつある】

現代の終活では、「部屋の片付け・不要品処分」「パソコンやスマホのIDパスワードの管理」といった気軽な活動が増えています。終活は前向きな活動として捉えられ、若齢層からも積極的に取り組まれていることが分かります。

以上の調査結果から、終活は年齢を問わず取り組みやすく、将来の安心につながる重要な活動となっています。コロナ禍の影響もあり、現代の終活は新たな価値観で捉えられていることが明らかになりました。終活に取り組む際は、自分に合った活動を見つけ、早めに始めることが大切です。

調査主体:終活サポート(株式会社クリエイトアソシエ)

調査対象:40歳以上の男女

回答総数:500人

属性:男性297名、女性203名

調査方法:Webアンケート

調査実施会社:アイブリッジ株式会社

調査日:2023年6月

「終活サポート調べ」

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