ポケモンカード(ポケカ)の人気が依然として衰えず、店頭に並ぶ光景はますます珍しくありません。その人気の背後には、レアカードの高値取引や投資目的での売買も見られます。こうした現状を受け、買取専門店ウリエルが一般の方300人を対象にポケカに関するアンケート調査を実施しました。
調査結果によれば、「ポケモンカードはどこで買うことが多いですか?」という質問に対して、コンビニが129票を獲得し、家電量販店とおもちゃ屋が78票、僅差でトレーディングカードショップが74票となりました。コンビニは身近で立ち寄りやすい場所として、最もポケカが手に入りやすい場所として人気を博しているようです。
月平均1万円未満、ポケカ購入者の実態とは?
アンケートでは、「ポケモンカードを買うために使うお金は1か月あたり平均でいくらですか?」という質問に対して、267人が10,000円未満と回答しました。中でも「3,000円未満」が179票、「3,000円以上10,000円未満」が88票となりました。高額カードの入手が難しいため、月平均で1万円以上を使う人は少数派となっています。しかし、ガチ勢の中には「300,000円(100,000円以上)」と回答した人も存在することが分かりました。
高値取引も!フリマアプリでポケカ売買が盛んに
次に、「ポケモンカードはどこで売ることが多いですか?」という質問に対しては、「売ったことがない」が110票で最多でしたが、次にフリマアプリが93票、トレーディングカードショップが66票となりました。売らずに保管している人が多い一方、売却する際にはフリマアプリを利用することが人気です。
また、「ポケモンカードを売って得るお金は1か月あたり平均でいくらですか?」という質問に対しても、112票が「3,000円未満」と回答し、38票が「3,000円以上10,000円未満」と回答しました。月平均で1万円以上の収益を得る人は少ないようですが、中には「450,000円(100,000円以上)」の報告もありました。
最高1,780,000円!高額ポケカ取引の実態
面白い結果として、「今まで『1枚』のポケモンカードを買うために使った/売って得た最高額」のアンケートでも多様な回答が寄せられました。最も高い金額は648,000円で、次いで50万円、25万円と続きました。また、「売って得た最高額」では1,780,000円が最高額として報告されました。世界規模で高額な取引が行われている一方で、個人レベルでも高額な売買が行われていることがうかがえます。
圧倒的人気は…?1番お気に入りのポケモンカードランキング
調査では「1番お気に入りのポケモンカード」も聞かれ、その結果をランキング形式で発表しました。1位はピカチュウで、56票を獲得しました。リザードンが30票で2位、ミュウが17票で3位となりました。ピカチュウには様々な思い入れがあるようで、「ポンチョを着たピカチュウ」「馴染みのあるポケモン」「人気が高くコレクターの多いポケモン」といった回答がありました。
この調査結果は、2023年7月11日から18日にかけて、20~60代の男女300人を対象にクラウドワークスによるインターネットアンケート調査を実施したものです