トレファクテクノロジーズが運営するメディア「ミニマリストの片付けが、引越しのタイミングで不用品処分をしたことのある200 人を対象に調査を実施しました。
その結果を「処分が大変だった家具家電ランキング」として発表いたします。調査結果トピックは以下の通りです。今回の調査結果の内容と、1 位ソファーの処分・買い替えのポイントをまとめた特別コンテンツを同メディアにて公開いたします。
調査結果トピック
(1)ソファーがダントツの1 位という結果に。2 位冷蔵庫、3 位洗濯機も世帯の人数によって最適なサイズが決まるものであり、引越しという行為がそもそも世帯の人数の変化をともなうことが多いものなので、不用品としての処分ニーズが高くなると考えられる。
(2)2 位冷蔵庫、3 位洗濯機以外の上位については、家電よりも家具が多い顔ぶれに。家具はインテリアとしての側面もあるため、新生活をはじめる前に新居の間取りに適さないものは不用品処分されているのでは。一方、家電はインテリアとしての側面が弱く、不用品になりそうなものも、新居でしばらく使ったあとに処分されるケースが多いと考えられる。
処分が大変だった家具家電ランキング(詳細)
見解コメント① 整理収納コンサルタント「金内朋子」氏
引越しのタイミングで、家具家電を買い替えたり不用品を処分することが多いかと思います。ダントツ1位のソファーについては、一人暮しから家族暮らしまで幅広い住まいで使われているものなので、処分ニーズの絶対数がそもそも多いと考えられますよね。「自治体に処分を依頼する際、自宅からマンションの指定の場所まで自身で搬出する」「自治体以外に処分を依頼する場合、場合によっては車での自己搬出が必要」など、大型家具ゆえに“自力で運ぶこと”が大きな負担となっていることも数字から読み取れます。
2位の冷蔵庫・3 位の洗濯機は、家電量販店などで買い替えを行う場合、コストや手間を感じることは少ないかもしれません。しかし、処分だけを行う場合は、家電リサイクル法にともなう出費や運搬料などで数千円のコストの負担が強いれられますし、また「回収業者を探す」という手間も発生します。
このようなランキング結果を見て、家具家電の不用品処分にはコストや手間が伴うものだなと、私自身も再認識いたしました。
金内朋子 氏 プロフィール
NPO ハウスキーピング協会認定、整理収納コンサルタント・整理収納アドバイザー2 級認定講師。整理収納支援サービスを提供するほか、多彩な取り組みを行う。2015 年にはワニブックス社より「散らかし屋さんが片づけたくなる部屋のつくり方」を上梓。