72%の人は自身の親の終活状況を「把握していない」と回答!親の死後を考えると終活は”してほしい”?

若い世代には、「終活」という言葉に聞き馴染みはあっても、どこか他人事のように聞こえてしまうという方も多いのではないでしょうか。

しかし、終活のタイミングを逃してしまうと手遅れになる可能性も高いです。自身の終活だけでなく、親御さんの終活に関しても同じことが言えます。

では、多くの方は親の終活に関してどのように考えており、実際はどの程度話し合いができているのでしょうか?今回は、親の終活への意識や心配事に関する調査を行い、実態を明らかにしていきたいと思います。

これから、親の終活を考えている方や、とはいえ何から始めればいいのかわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

72%の方が親の終活状況を知らないと回答!さらに77%は今まで終活について話したことがない

はじめに、自身の親の「終活」状況について知っているか伺ってみたところ、「知らない(72.0%)」「知っている(28.0%)」という回答が集まりました。

非常に多くの方が、親の終活状況を把握していない結果となりました。

親と同居していればその行動から終活の動きを把握することができるかもしれませんが、そもそも親と子でしっかりと終活に関する話し合いをしている方はどの程度いるのでしょうか?

そこで、「親の終活」について親と話したことがあるのか伺ったところ、「話したことがない(77.0%)」「話したことがある(23.0%)」という回答が集まりました。

そもそも終活に関する話をしたことがある方は少なく、実に8割近くの方は今まで話したことがないことが明らかになりました。

終活という命に関わる話題はもちろんライトなものではないので、身近な家族間でも自然と話にはあがりづらいのかもしれません。

ただ、生前に何をすべきか整理し、適切な対応をとることは、残された家族のために必要となる場面も多いのではないでしょうか。

しかし、何らかの理由で終活に踏み切れていないという方も多いと思います。

次に、終活について「話したことがない」と回答した理由について伺ったところ、「話しづらい話題だから(52.0%)」と回答した方が最も多い結果となりました。

センシティブな内容ということもあり、話しづらいと感じている方は半数以上と比較的多くの方が感じているようです。

「まだ必要がないと思うから(29.9%)」という回答も次に多かったことから、親御さんがまだまだご健在であったり、適切な終活開始の時期がわかっていなかったりで、あまり具体的なイメージが湧きづらいというのも実情なのかもしれません。

終活には、様々な手続きが伴ってくることから、いつから本格的に動くべきかわからないという方も多いと思いますが、終活自体にはどのようなイメージを持っている方が多いのでしょうか?

  • 終活のイメージ調査。「持ち物の整理」と回答した方が最多の結果に

そこで、「終活」と聞くとどのような活動をイメージするのか伺ったところ、「持ち物の整理(80.0%)」と回答した方が最も多い結果となりました。

様々な手続きが発生しますが、まずは、身の回り品の整理と考えている方は多いようです。

また、終活を行う本人にしかその大切さや思い入れがわからない物も多いため、持ち物の整理を真っ先にイメージする方が大半を占めているのかもしれません。

続いて「財産の整理(69.0%)」「家や不動産の整理(56.0%)」「葬儀やお墓の手配(56.0%)」と回答した方も半数以上を占めており、多くの方がイメージする項目となりました。

遺言書の作成など、お金周りに関する整理は「終活」と聞いたときに多くの方がイメージするようです。

  • 親が亡くなってから不安に感じること。やはり「遺品の整理」が上位

終活に対するイメージが明らかになりましたが、実際に親が亡くなってから不安に感じることを伺ったところ、「遺品の整理(61.0%)」という回答が最も多く集まりました。

やはり、家族でも把握がしづらい身の回り品については不安に感じている方が多いようです。

また、「遺産相続など法的な手続き(53.0%)」「葬儀やお墓の手配(50.0%)」といった、手続き関連についても、初めてのことも多いためか半数以上の方が不安に感じていることが明らかになりました。

自身の苦労に対する不安はもちろんですが、お世話になった親のことを考えた時に、出来る限り本人の希望に沿いたい、という思いからの不安もきっとあるのではないでしょうか。

ここまでの回答も踏まえて、親に「終活をしてほしい」と思っているか伺ったところ、約半数の方が「してほしい(47.0%)」と回答しました。

現状、親の終活状況を把握している方は少ないことがわかっていますが、半数近くの方は終活をしてほしいと考えており、双方での話し合いの場を早めに設定することは大切なのかもしれません。

また、すでに親は終活を行っているものの子は知らない、といったすれ違いをなくすためにも、話しづらい話題ではあるものの、日頃のコミュニケーションを意識的にとってみてはいかがでしょうか。

最後に、自分自身は「終活をしたい」と思うか伺ったところ、7割以上の方が「ゆくゆく始めたい(72.0%)」と回答しました。

回答者に30代の方もいることから、まだ自身の終活について動くことは早いと考えている方も多いと予測できますが、終活をする意向がある方が多いことが判明しました。

親には終活をしてほしい、と回答した方が約半数に留まりましたが、自身のこととなった場合は終活を行う重要性・必要性を認識している方が多いようです。

  • まとめ:「遺品の整理」について不安に思っている方が多数!終活に関するコミュニケーションを積極的にとってみては?

今回の調査で、親の終活状況を把握していない方は72%と非常に多い結果となりましたが、今後の親の終活やご自身の終活に対して、積極的に進めていこうとする姿勢が伝わってきました。

「遺品の整理」や「遺産相続など法的な手続き」など、親が亡くなった後に不安に感じることも多かったですが、早めの対策で後のトラブルを防ぐこともできるかもしれません。

特に、終活のイメージでも挙げられていた「持ち物の整理」は比較的始めやすいのではないでしょうか?

本人にしかわからない持ち物もあると思いますから、少しずつ始めてみてもよいかもしれません。

<調査概要>

調査概要:親の終活への意識や心配事

調査期間:2023年10日24日(火)

調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式)

調査対象:30~50代の男女

調査人数:100人

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