
家に眠ったままの不用品、実は高値で売れるかも…?
「もう使わなくなったものだから」「古いから」という理由で、そのまま家に眠らせている物があるという方も多いでしょう。自分では価値がないと思っていても、実は高値で売却できるような掘り出し物も眠っているかもしれません。
今回は、オーディオ買取の「Real Audio」と共同で、全国の男女1965人に「不用品を高額で売却できた経験」についてのアンケートを実施しました。
「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/18278/)
Real Audio(https://www.audio-kaitori-site.com/)
■55.4%が、自宅や実家などで使わずに眠っていた不用品を売却したことが「ある」
まずは、自宅や実家などで使わずに眠っていた不用品を売却したことがあるか聞いてみました。
55.4%の方が、自宅や実家などで使わずに眠っていた不用品を売却したことが「ある」と回答しました。
また、売却した不用品の中で、思わぬ高額で売却できたようなものはあるか聞いてみたところ、以下のような結果になりました。
28%の方が、売却した不用品の中で、思わぬ高額で売却できたようなものが「ある」ようです。
「思わぬ高額で売却できたようなものがある」と答えた方に、何がどれくらいの金額で売却できたのか聞いてみました。
何がどれくらいの金額で売却できた?
- オブジェだと思っていたものが、実は貴重な楽器で、数万円の値がついた(50代・男性)
- F1グランプリの日本初開催から10年程の公式パンフレット。定価は2000円で、×10ならば2万円ですが、富士スピードウェイの初開催の価値がかなり高く、2万5千円で売れました。(50代・女性)
- 約30年前の山スキーが1万5千円で売れた(70代・男性)
- 何十年か前の贈り物のウェスキーに付属していた水差しのようなもの。捨てようと思ったが岡本太郎作だったので1万円になった。(50代・女性)
- 子供が小学生の時に集めていたトレカにプレミアがついていて3万円になった(60代・女性)
- ZARDの限定CDセットがほぼ1万円で売却できた(60代・男性)
- 廃車しようと思っていたボロボロの車が25000円(60代・女性)
- ルイヴィトンのバック。中がベトベトで捨てようかなっと思ってたけど、買い取り業者さんに持っていくと1万円で買ってくれた(50代・女性)
- 2800円で購入した本が、5000円とほぼ倍近い額となった。(70代・男性)
- ペットのキャットタワーです。1万円ほどで購入し、1年くらい使用しましたが、1万1千円で売却できました(70代・女性)
金銭的価値がありそうだけど状態が良くないものや、価値が無いと思って廃棄予定だったが何らかの理由でプレミアがついて高騰化しているものなど、実にさまざまなようです。
47.2%が、「リサイクルショップ」で不用品を売却
続いて、その不用品はどこで売却したか聞いてみました。
47.2%と半数近くの方が、「リサイクルショップ」で不用品を売却と答えました。
その不用品を売却しようと思ったきっかけを聞いてみたので紹介します。
その不用品を売却しようと思ったきっかけは?
- 『車』廃車するのもお金がかかるし少しでも値がつけば、と思ったから(60代・女性)
- 『皿』いつか使うだろうと思ってしまいこんでいた品物が多くなりすぎて部屋がせまくなっていたから(50代・女性)
- 『ブランドバッグ』もう使わないし、引越しの荷物を減らしたかった(60代・女性)
- 『スポーツ選手グッズ』以前ファンだったスポーツ選手だけどもう興味無くなったから(40代・女性)
- 『F1グランプリパンフレット』断捨離です!心に決めて、古い本やパンフレットなどの書籍を全て処分しようと決めました。(50代・女性)
- 『ステレオチューナー』あたらしいステレオチューナーを購入し、不要となったから(60代・男性)
- 『ウェスキーに付属していた水差し』兄が岡本太郎の作品は売れるかもと言っていたが面倒だし本当に捨てるようなもので恥ずかしいので捨てようと思っていた時、たまたま出張鑑定で面白いもの何でも持ってきてくださいみたいな企画があった(50代・女性)
古くなって使用しなくなったもの、昔は好きだったが現在は興味が無くなってしまったことに関する物などきっかけは人それぞれですが、何らかの理由で不要になったものを引っ越しや断捨離のタイミングで売却しようと思う方が多いようです。
80.3%が、売却をする前にその不用品が高額で売れると「思っていなかった」
また、売却をする前に、その不用品が高額で売れると思っていたか聞いてみました。
80.3%の方が、売却をする前に、その不用品が高額で売れると「思っていなかった」と回答しています。
それぞれ、その理由を聞いてみたので紹介します。
「思っていなかった」回答理由
- 『釣り道具』近くの釣り道具屋さんに要らない釣り道具があるんかけどタダでいいから引き取ってくれないか?と相談したらタダでも無理と言われたから。タダでもいらないものなんだろうなと思っていた。(30代・女性)
- 『車』古いし事故ってるし調子が悪いし塗装も剥げてたから(60代・女性)
- 『車の部品』古いもので買い手がつけばよいと思っていたが旧車ブームで思わぬ値段がついたようだ。(60代・男性)
- 『ゲーム機』そんなに人気があるゲーム機器だとは思ってなかった。(60代・男性)
- 『トレカ』トレカのことは良く知らないし興味もなかったので(60代・女性)
- 『百科事典』保存状態もよく欠品もないとはいえ重くて分厚くかなりの量もあり、しかも電子辞書が出はじめたころで需要ないと思ったから(70代・女性)
- 「思っていた」回答理由
- 『ブランドバッグ』LINE査定でだいたいの目安が分かっていたから。(40代・女性)
- 『ネックレス』ずっしりと重くて本物の金である可能性が高かったし金の買い取り価格は事前にわかったから(60代・男性)
- 『アンティークプレート』出所が確かだったし、めったに見つからないものだったから(60代・女性)
- 『記念硬貨』事前にオークションで大体の値段を調べていた。(70代・男性)
高額で売却できるとは「思わなかった」と回答した方の理由としては、その価値をあまり知らなかったという場合や、「他の場所で買取をお願いした時には価値がつかなかった」などがあるようです。
一方で、ある程度高値で売却できると「思っていた」という方は、あらかじめ自分で査定していた方が多いようです。
まとめ
今回は、不用品を高額で売却できた経験に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
28%の方が、家に眠っていた不用品が思わぬ高額で売却できた経験が「ある」と答えており、うち8割以上の方は、その不用品が高額で売れると「思っていなかった」と回答しています。
自分では価値がないと思っていても、他の誰かにとってはとても価値の高いものである場合も少なくないです。
家に眠っていて廃棄を考えているものも、一度リサイクルショップなどに持参してみても良いかもしれません。