https://www.daiwalifenext.co.jp/miraikachiken/report/220921_report_01「孤立死対応マニュアル」作成の背景
独居世帯での孤立死を発見するきっかけとなる「最近姿を見かけない」「新聞がたまっている」「異臭がする」などの異変に、管理員が最初に気が付く例が多くあります。そこで、大和ライフネクストが運営する総合研究所「マンションみらい価値研究所」では、2021年7月に当社で勤務する管理員およびフロント担当者を対象に一斉アンケートを実施し、集まった1,724件の回答を調査しました。その結果、孤立死の対応をしたことが「ある」と回答した管理員・フロント担当者の割合は約11%に上り、またその中で“最初に居住者の異変に気が付いた人”が「管理員」であったケースは約4割に上るということが分かりました。
<参考>マンションみらい価値研究所レポート「マンションにおける孤立死の対応事例~管理員、フロント社員1700人アンケート~」: https://www.daiwalifenext.co.jp/miraikachiken/report/211130_report_01
また、同アンケートでは、実際に孤立死の対応をしたことがある管理員から「研修などで教わっておらず、どう動けばよいのか分からなかった」「準備や心構えができていればよかった」「日々の管理業務においてもっと気を付けていればよかった」などといった声も多数上がりました。
そこで、大和ライフネクストが運営する高齢者向けワンストップ紹介サービス「プレシャスライフ相談室」は、マンション管理の現場で働く当社従業員に向けた「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」を作成。管理会社の立場から「孤立死」を早期に発見するためのポイントや、実際に「孤立死」が起こってしまった際の具体的な対応方法、また「孤立死」を未然に防ぐために日頃の管理業務内でできることをまとめました。
「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」の特徴
・当社で働く管理員・フロント担当約1,700名のアンケートをもとに作成
・当社では初となる、「孤立死」に特化した管理員向けのマニュアル
・孤立死を未然に防ぐポイント、発生した際の早期発見ポイントおよび対応方法について具体案を提示
・実際に孤立死対応を経験した従業員のコメントを多数掲載
・管理組合への提案や相続など各種手続きの流れについて図版を用いて解説
「プレシャスライフ相談室」とは
親の介護や、自分の老後、家族に残しておくことなど、シニアライフでそろそろ考える「そろそろごと」。プレシャスライフ相談室は、「そろそろごと」にお応えする相談窓口です。有料老人ホームへの住み替えや、シニアライフに関する各種サービスの紹介を行うほか、「孤立死」に関連した遺品整理や特殊清掃、相続手続きなどのご相談にも対応しており、相談者の負担の軽減はもちろん、ご相談の時点でまだ表面化していない複合的なニーズについてもあわせてご提案します。
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