不用品処分の際、最もリユースするジャンルは「衣服・子供服」

国内最大級のリコマースサービス「ブランディア」とフリマアプリの楽天「ラクマ」は、ともに二次流通においてサーキュラ―エコノミーを推進するサービスとして、ユーザーの「サステナビリティ」に関する意識を明らかにする目的で初の共同調査を実施しました。

「サステナビリティ」の認知率は約7割

「サステナビリティ」の認知について質問したところ、約7割が認知していることがわかりました。認知者の内訳は「意味を知っている」(47.7%)、「聞いたことはあるが意味は分からない」(22.2%)となり、意味を理解しているユーザーが約半数を占めていることがわかりました。

7割以上が「サステナビリティ」を生活に取り入れたい

「サステナビリティ」について説明を入れたうえで、「日常の生活に『サステナビリティ』を取り入れたいか」という質問をしたところ、7割以上が取り入れたいと考えていることがわかりました。

意識している「サステナビリティ」活動は「マイバッグ」と「不用品のリユース」が約8割

「サステナビリティ」について「意味を知っている」と回答したユーザー315人を対象に、「日頃から意識している『サステナビリティ』」について質問したところ、「マイバッグの利用やゴミの分別」(83.5%)が最も高く、次いで「不用品のリユース」(77.8%)となりました。

不用品処分の際、最もリユースするジャンルは「衣服・子供服」

さらに、上記の質問で「不用品のリユース」と回答したユーザー270人を対象に、実際に不用品を処分する際にリユースサービス(フリマアプリへの出品/出張買取/リユースショップでの買取など)を活用する商品ジャンルを質問したところ、「衣類・子ども服」(84.1%)が最も高く、次いで「本」(70.7%)となりました。

不用品を処分する際に、「ブランディア」ユーザーの38.4%、楽天「ラクマ」ユーザーの42.0%が他リユースサービスを併用

直近3カ月の期間(2月1日から4月30日)、不用品を処分する際に利用したサービスを質問したところ、楽天「ラクマ」ユーザーの42.0%、「ブランディア」ユーザーの38.4%が、「リユースショップ」などの他サービスを併用していることがわかりました。楽天「ラクマ」ユーザーは「リユースショップ」(26.4%)の併用が最も高く、「ブランディア」ユーザーは「フリマアプリ」(25.6%)の併用が最も高いことがわかりまし

ブランドの衣類回収、約3人に1人が参加

アパレルブランドなどが店舗で不用になった衣類等を回収する「衣類回収」について参加経験を質問したところ、「ある」の回答が35.9%となり、3人に1人以上の参加経験があることがわかりました。また、「ある」と回答したユーザーに、どのブランド(店舗)の回収に参加したかをフリー回答であわせて聞いたところ、「ユニクロ」(N=155)が最も多く、次いで「H&M」(N=21)、「GU」(N=9)の順となり、主にファストファッションブランドでの衣類回収が進んでいる実態が明らかになりました。

サステナビリティに関する意識調査
期間:2021年5月20日
調査対象:楽天「ラクマ」ユーザー、「ブランディア」ユーザー
調査方法:オンラインによるアンケート
調査サンプル数:661件(内訳:楽天「ラクマ」333件、「ブランディア」328件)

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